こんにちは。今回は本業であるガソリンスタンドでの業務報告です。
目次:
1.はじめに
2.バッテリー上がりとは
3.バッテリーが上がった時の対処法
4.Imazing ジャンプスターターIM29の性能
5.シガーソケットからのメモリーバックアップの裏技は・・・
6.充電時間と注意すべきこと
1.はじめに
今年はコロナ禍で外出自粛していたので、例年に比べて車のバッテリー上がりによるトラブルが多いとニュースでみました。ツイッターでもバッテリー上がりのツイートを多く見かけます。
私が勤めるガソリンスタンド(以下ガソスタ)でも「給油後にエンジンがかからない」やバッテリー上がりでジャンプスタートの出張作業などの問い合わせが増えています。
この記事ではドライバー目線ではなく、ガソリンスタンドスタッフの目線でレポートいたします。投稿日:2020.07.08
2.「バッテリー上がり」とは
「バッテリー上がり」とは、バッテリーの電力不足でエンジンが始動できない(かからない)状態のことです。
車は、ガソリンだけあれば動くというものではなく、エンジンの始動には電力を必要とします。その電力は通常ボンネット内のエンジンルームに車載されているバッテリーに蓄えられています。
バッテリーの電力不足になる原因はいくつかありますが、自粛期間中のバッテリー上がりにはバッテリー自体の経年劣化や自然放電が挙げられます。
ここではバッテリーの仕組みについての説明は省きます。
バッテリーの電力が不足している状態、またはバッテリーが劣化している状態でガソスタで給油したあと帰ろうとしたら・・・エンジンがかからない、というトラブルはガソスタではあるあるです。
3.バッテリーが上がった時の対処法
うちのガソスタでの給油後にバッテリー上がりでエンジンがかからない時の対処法は、
通常は「大き目のバッテリー」と「ブースターケーブル」を利用してジャンピングスタートします。
それでもエンジンがかからない場合は、救援車(スタッフの車)を用意してジャンピングスタートします。
ただし、それらの対処法はリスクがありますし、重たいバッテリーを持ち運んだり救援車を移動するのもめんどくさいです。
また、出張依頼でバッテリー上がりの車の停車状況では、ブースターケーブルが届かないことも多いです。
なので数年前からジャンプスターターを購入したいと検討していたのですが、
ガソスタ内でのバッテリー上がりの対処では作業工賃が頂けないので、コストの面で断念していました。
先月、バッテリー交換時に使用していたバックアップバッテリー機器が壊れたため、代用機を探すことになりました。
YouTubeでジャンプスターターをバックアップ電源に応用している動画があったので買ってみることにしました。
買ったジャンピングスターターは ImazingのIM29 です。
不安要素だったジャンピングスターター本体の保護機能も良くなっていて、使用時における火災の心配が減ったと感じたことも購入を決断した理由の一つです。
ガソスタでの火災はあってはならないですからね。
今まではバッテリー上がりの時には重たいバッテリーをトラブル車まで運ぶ必要があったので女性スタッフに任せることはできず、男性スタッフでも辛い作業でした。
ジャンピングスターターM29があれば女性でも楽々作業できるバッテリー上がりの対処法となりそうです。
4.Imazing ジャンプスターターIM29 について
Imazing ジャンプスターターIM29の情報
・ブランド:Imazing
・重さ:1.3kg
・最大8.0Lの12Vガソリン車/最大8.0Lの12Vディーゼル車に対応
・大容量20000mAh
付属品
1.マニュアル 2.USBタイプCケーブル 3.キャリーケース
4.ジャンプスターター 5.LCDスマートクランプ
6. シガレットライターアダプター
詳細は⇒こちら
購入価格:9,999円(税込み)
画像をクリックするとAmazonの商品ページへ
5.シガーソケットからのメモリーバックアップの裏技は・・・
今回ジャンプスターターを購入した目的のひとつ、バッテリー交換時のメモリーバックアップ電源として利用するために、DCシガーソケットケーブルも購入しました。
画像クリックでAmazon商品ページへ
使ってみた結果は、自家用車と会社およびスタッフの車でも
テストしてみましたが、うまくメモリーのバックアップができませんでした。
理由はわかりません涙
ググってみると、新しい車はシガーソケットからの電力供給ができないものが増えているそうです。
テストした車はいずれも10年以上前の車で、以前バッテリー交換の際にはシガーソケットからバックアップ電力をとっているので車両の問題ではありません。
バッテリー交換時のメモリーバックアップに関しては、別の裏技で解決できましたので、今度まとめてレポートします。
6.充電時間と注意すべきこと
最後に、Imazingバッテリー本体に充電した結果を報告します。
Imazing IM29はバッテリー本体の充電は、USBタイプCを使って充電します。今回充電した結果は約1時間で61%→71% 10%の回復でした。
充電に使用した電源アダプタはスマホの10Wタイプです。iPhoneやiPadは
電源アダプタのW数が大きい方が充電時間が短くなるようです。
参考:Apple公式「iPhone や iPad を高速充電する」
なのでW数の大きい電源アダプタを利用することで、Imazingバッテリー本体の充電時間も短くできるかと。
Imazing IM29はリチウム電池を含んでおります。IM29のバッテリー容量は20,000mAhと大容量なのでその分火災の不安があります。
付属しているマニュアルに記載はありませんが、
Amazonの商品ページの商品の説明に
「4.充電が終了したら必ず本体を充電器から外してください。決してそのまま放置しないでください。」
という記載があります。充電したままその場を離れるということは決してしないほうが賢明です。
注意喚起動画:YouTube
「【閲覧注意】爆発したバッテリーが原因で火災が起こり僕の趣味を全部失いました」
「非純正リチウムイオンバッテリーの発火に注意喚起(20/01/23)」
火災は怖いです。今回購入したジャンプスターターも
使用目的からして、車のシガーソケットにUSB変換アダプタを
利用しての充電しそうですが、念のため災害時以外は電流が
安定している家庭用コンセントで充電し、充電中はなるべく
外出しないようがよさそう。
興味ございましたらYouTube動画もご視聴よろしくお願いします。
YouTube:[ガソスタ]バッテリー上がり対処法に[ImazingジャンプスターターIM29]を買ってみた
・・・つづく
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