職場のガソスタで頻繁に行うバッテリー交換。その際に必要なメモリーバックアップ作業。その作業を安全かつ簡単にできる方法を検証した。
目次:
1.「モノタロウOBDⅡ対応メモリーバックアップ」と車の廃バッテリーを使った方法
2.ImazingジャンプスターターIM29をOBDⅡに接続してメモリーバックアップできるかやってみた
3.ブースターケーブルと車の廃バッテリーを使った方法
4.裏技?[ImazingジャンプスターターIM29]でやってみた
5.まとめ
バッテリー交換手順やなぜメモリーバックアップが必要なのか等の説明は省く。
1.「モノタロウOBDⅡ対応メモリーバックアップ」と車の廃バッテリーを使った方法
今月、オンラインショップ「モノタロウ」で「モノタロウOBDⅡ対応メモリーバックアップ」を購入。
手順1、車のキーを取り外す。(うっかりエンジンをかけないため)
手順2、車の運転席側にあるOBDⅡコネクターにメモリーバックアップソケットを接続する。
手順3、緑ランプ(右もしくは左のどちらか)が点灯していることを確認する。注:点灯しない場合はバックアップ電源として使用不可。
手順4、廃バッテリーとバックアップソケットを接続する。
手順5、左右二つとも緑ランプが点灯していることを確認する。
注:ランプの一方が点灯しない場合は廃バッテリーからソケットに電気が来ていない。赤ランプが点灯してアラームがなった場合は電力容量不足。
手順6、交換する車載バッテリーを外し、新しいバッテリーに乗せ換える。
手順7、廃バッテリーおよび車からOBDⅡソケットを取り外す。
動画:[ 7:15 ] 2.「モノタロウOBDⅡ対応メモリーバックアップ」と廃バッテリーでメモリーバックアップやってみた
2.ImazingジャンプスターターIM29をOBDⅡに接続してメモリーバックアップできるかやってみた
結果を言うとうまくできなかった。DCシガーソケットアダプターケーブルの問題かもしれない。今度、DC(雄)-DC(雄)でためす。詳細は動画にて。
動画 → [ 9:33 ] 3.ImazingジャンプスターターIM29をOBDⅡに接続してメモリーバックアップできるかやってみた
3.ブースターケーブルと車の廃バッテリーを使った方法
手順1、車載バッテリーの+端子と廃バッテリーの+端子をブースターケーブル(赤)で接続する。
手順2、廃バッテリーの-端子とエンジン付近の未塗装金属部をブースターケーブル(黒)で接続する。
手順3、バッテリーを交換する。
手順4、ブースターケーブルを外す
動画:[11:28 ] 4.ブースターケーブルと廃バッテリーでメモリーバックアップやってみた
4.裏技?[ImazingジャンプスターターIM29]でやってみた
他のジャンプスターターでバックアップ電源を取っている動画をみた覚えがあったので試してみた。結果、製品の仕様上、電力の安定供給とは言えないのでこの方法でバッテリー交換をするメリットはない。
動画:[14:52 ] 5.裏技?[ImazingジャンプスターターIM29]でやってみた
5.まとめ
今回購入した「モノタロウOBDⅡ対応メモリーバックアップ」を使ってみた感想は、OBDⅡが搭載されている車両に対しては廃バッテリー(予備バッテリー)と接続してのバックアップ方法が、一番安全で簡単に使用でき実用的だと感じた。
ただ、今日スタッフの車両(ワンボックスカー)を確認したところOBDコネクターが見当たらなかった。
ブースターケーブルと廃バッテリー(予備バッテリー)を使ってバックアップ電源をとってもいいが、ワンボックスカーのバッテリー収納個所は狭くショートさせやすい。安全・簡単とはいえる方法ではない。
なので、バッテリー交換のメモリーバックアップをする場合は、「OBDⅡを使用する方法」と「シガーソケットを使用する方法」の二つの方法を車両によって選択できるように備えることにする。
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