いよいよ今週2/16(日)、教育の日に宮古島で若宮正子さんの講演会が開催。
その世界最高齢プログラマー若宮正子さんについてレポートします。
目次
1.プロフィールと経歴
2.世界最高齢プログラマーhinadan(ひな壇)アプリ
3.TEDプレゼンYouTube動画での名言
4.ブログ、本、講演会
1.プロフィールと経歴
・本 名:若宮正子
・出身地:東京都杉並区
・ハンドルネーム愛称:マーチャン
・誕生日:1935年4月19日(84歳)
・中 学:太平洋戦争開戦後に国民学校に入学し、戦争末期には鹿教湯温泉に学童疎開
・高 校:東京教育大学附属高等学校卒(現:筑波大学附属高等学校)
・趣 味:旅行
・ブログ/ホームページ:マーチャンのページ
三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)を定年まで務める。趣味は旅行でしたが、母親の介護で忙しくなり、友人と交流するためにPC通信を始める。1999年にシニア世代のサイト「メロウ倶楽部」副会長、NPO法人ブロードバンドスクール協会の理事。
母が他界後、本格的にプログラミングを始める。
シニアがパソコンに親しめるように Excel を使った「エクセルアート」を考案。
それがMicrosoftから評価され、2014年には「TEDxTokyo」に初登壇する。
2016年秋からiPhoneアプリの開発をはじめ、2017年2月にAppStoreで「hinadan(ひな壇)」を配信開始。
hinadanアプリの画像
81歳でアプリを開発したことと日本の伝統行事を使ったアプリが世界中で話題になり、2017年6月にはAppleの世界開発者会議「WWDC 2017」に招待され、AppleCEOのティム・クックからは「世界最高齢のアプリ開発者」と絶賛された。
著書多数。講演会で忙しい毎日。最近はYouTuberとしても活動。
ICTエバンジェリスト。
2.世界最高齢プログラマーhinadan(ひな壇)アプリ
動画の中でこのように語っています。
①なぜ「hinadan」を作ったのか。
日本には、ひな祭りという伝統行事があります。3月3日にはどこのお家でもお雛様を飾ったのです。
そのことを知っていて懐かしく思っているお年寄りが喜びそうなゲームを作りたいと作ったのがhinadanアプリなのです。
②どのようなアプリですか。
iPhone用で遊べるアプリです。
画面上の4段のひな壇に、内裏びなや三人官女など12体の人形を
正しい位置に置いていく、というだけのとてもシンプルなゲームです。
正解すると「ポンッ」と鼓の音が鳴り、間違えると「ブー」とい音が鳴ります。
スピード感あふれるゲームになれた若者にとっては、
もどろっかしい感覚もあるかもしれませんが、
反射神経も必要なく必要なのは日本伝統行事
である雛祭りの正しい知識だけ。
ですから、若い人は並べ方を知らないけれどもお年寄りは知っています。
お年寄りの方が有利ですすから、若い人より勝てるゲームでもあり、
お年寄りが楽しめるようになっています。
③どのようにして作られていますか。
MacのSwiftというプログラミング言語で作られています。
Swiftというのは主にApple製品で動くアプリを作るプログラミング言語で、
直感的に割と簡単にゲーム開発できるとされています。
とは言っても初めてプログラミングする若宮さんも結構大変だったといいます。
作り方は遠隔地にいるプログラマーとスカイプでならいながら作り、
雛人形の画像は、知人がエクセルで作ったものだそうです。
最近流行っているプログラミングオンライン学習の
仕組みを活用していることに驚きです。
3.TEDプレゼンYouTube動画での名言
YouTubeで視聴できるTEDx Talksチャンネルのプレゼン動画を紹介します。
▶️「Now it is time to get your own wings: 若宮 正子 at TEDxTokyo 2014」
▶️「Plant your own tree in your mind | Masako Wakamiya | TEDxTokyoSalon」
=
=動画での私の心に響いたマーチャンの名言
「コンピューターにできることはコンピューターにお願いすればいいんです。」
「もしかすると「80代では遅い」ではなくて「80代はまだ間に合う」」
「明日死ぬとわかっていたとしても、私は今日も自分のどの木にも水をやることでしょう」
「YouTuberがうらやましい、どれでもみんなやってみたい」
これだけではなくて若宮さんの言葉一つ一つがすべて学びになります。
4.ブログ、本、講演会
マーチャンのホームページはこちら⇨「マーチャンのページ」
旅行記やエクセルアートのやり方、作品集などがあります。
とても80過ぎのおばーちゃんのサイトとは思えない情報量です汗
これから自分もやってみたいという方はブログがおすすめです。
Ameblogだったら無料ですしスマートフォンでも簡単に投稿できます。
著書もあります。
「60歳を過ぎると、人生はどんどんおもしろくなります。」若宮正子
「独学のススメ-頑張らない! 「定年後」の学び方10か条 (中公新書ラクレ (655))」若宮正子
「明日のために、心にたくさん木を育てましょう」若宮正子
2020年2月16日教育の日には
宮古島で講演会が行われます。
講演会は入場無料ですが整理券が必要です。
宮古島市立図書館でもらえます。
とても楽しみです。
私も80際になったときにいろんなことに挑戦し続けることができるでしょうか。
宮古島での講演のチケットはなんとかゲット出来ました。
今回は生涯学習でがっつりシニア向けの講演会になると思いますが楽しみです。
つづく。
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